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■島根県鹿足郡津和野町について
旧津和野町と旧日原町が合併して生まれた津和野町。
人口およそ7,200人、島根県の最西端に位置する山深く盆地の広がる町。
明治維新前には津和野藩亀井氏の城下町であり、山間の小さな盆地に広がる町並みは、「山陰の小京都」として知られています。
また、SLやまぐち号の終着駅でもあり、山口市・萩の滞在観光客が訪れることも多いのが特徴です。
■津和野町で取り組む事業紹介
この町では小さなコミュニティだからこその強みである、柔軟性やスピード感を活かしたまちづくりを行っています。
ここ津和野町では地域商社「まるごと津和野」という事業を行っています。農業・漁業といった地域の生業を未来に紡ぎ、都市と地域の関係を結び直すために、地域商社機能として流通販売やPRを促進することを目的に事業を運営しています。
また、「まちのオフィス」と呼ばれるコワーキングスペースの運営も行なっております。まちの課題を解決するための拠点として、2021年にオープンしました。「まちのオフィス」ではテレワークなどで使用できるようなオフィス環境や地域の方と一緒にワークショップを行うなど、地域の交流拠点にもなっています。
■百花の恵みとミツバチがつくる、季節の味。
町の90%以上を森林が占める津和野町は、水質日本一の受賞歴を誇る高津川が流れる、自然に恵まれた地域です。「百花蜜」は、百の花と書くように複数の花から採れたはちみつのことを言います。ミツバチは津和野の野山を飛び回り、季節によって様々な花から蜜を採取して、津和野町独自のはちみつを作ってくれます。
津和野町では5軒の農家がはちみつを作っていますが、須川地区の吉岡満さん(左写真人物)はセイヨウミツバチで、はちみつを作っています。
年に1度だけ、6月に採れるはちみつ。時間をかけて水分を飛ばすことで、旨味が凝縮されたはちみつが出来上がります。
しかし、毎年熊やダニによる被害があり、年々採れる蜜の量も少なくなっているそうです。
養蜂経営の安定は容易ではなくなってきている現状がありますが、「須川地区でとれたおいしいはちみつを届けたい」という気持ちで吉岡さんははちみつ作りに取り組んでいます。
■津和野町のいいものを届けたいという想い
いい商品なのに、販路がない。数の確保や期間が限られるので対応できないといったハードルがあってお客様の手に届かなかった、地域に根差した食品が津和野町にも多くあります。
私たちはそういったものを津和野町から直接、お客様へお届けしたい思っています。
50箱の巣箱ではちみつを作り続ける吉岡さん。子どもの頃から蜂が好きで養蜂に興味を持ち、作り始めて30年を超えた今も、「はちみつ作りは奥が深いんよう。」と語ってくれます。大量に生産はできないけどもひとつひとつ丁寧に作ったはちみつを全国に届けることで、私たちは少しでも力になりたいと思っています。
お話を聞かせて頂いたとき、お客様からの感想を聞いた時のエピソードを嬉しそうに話す姿が印象的でした。全国からお客様のお声や嬉しい便りを聞くことで、毎年はちみつを作るモチベーションとなり、養蜂経営の安定につながるはずです。
口にした瞬間、花の香りがふわっと感じる濃厚な百花はちみつ。
ぜひ、一度手にとって頂きたい商品です。
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商品名:津和野の純粋はちみつ2個セット
名称:はちみつ
原材料名:はちみつ(国産)
内容量:250g×2個
賞味期限:製造から2年
保存方法:常温(直射日光は避けてください)
製造者:吉岡 満
備考:白く結晶することがありますが、品質の劣化ではありません。湯煎をすればもとの液体に変わります。1歳未満の乳幼児には与えないでください。